澄み切った青い空、地平線かなたまで続く群青の海、そして降り注ぐ強い太陽の光、
南の楽園ハワイは日本人にとって人気の高いリゾート地です。
1年に1回は必ず訪れるというハワイの魅力にはまったリピーターも多く日本からホノルル行きの航空便は常に満席の状態のようです。
ところで、ハワイというと恵まれた自然環境からサーフィンやゴルフといったアウトドアスポーツが主流ですが、われ等の愛する卓球もしっかり根付いていました。
ホノルルの中心地ワイキキビーチから車で約15分、公共の体育館に12台のテーブルを並べ活動しているのが「ホノルル卓球クラブ」です。金曜日、日曜日を合同練習日とし毎回50名を越すプレイヤーが集まり汗をながします。
現在の会員数は100名程、ほぼ仕事を持っているため全員が集まる機会はあまりありません。ホノルルでは「ハワイ卓球クラブ」が唯一のクラブであすが、ハワイ島やマウイ島にもクラブがあり、年1回のインターアイランド大会で他のクラブとの交流を深めているとのこと、熱心なメンバーはアメリカ本土で行われる大会にも出場しているようです。クラブの最年少は11歳のダニエル君、最高齢は81歳のトニーさん、メンバーの中心は30代~60代ですが、ジュニアの育成について州や市の理解が少なく、メンバーの上級者がボランティアで教えている状況で、子供たちの参加が少ないのが目下の悩みだそうです。ハワイは歴史的に移民が多く、メンバーは日系、中国系、韓国系、ハワイ人、本土からのアメリカ人とまさに人種の坩堝、ホールの中も日本語、英語、中国語がミックスされた不思議な言葉が飛び交っていましたが、ちゃんとコミュニケートが取れ和気あいあいと卓球を楽しんでいるのがハワイならでの光景です。
さて、このクラブの副会長である遠藤さん、法律事務所に勤める大変品のよいご婦人ですが、ふとした縁で卓球と出会ったのが6年前、それからこのスポーツに取り付かれ、今では勤務が終わると週3回はラケットを握り卓球暦6年とは想像できないほどの上達を遂げています。卓球への熱心な姿勢と温和な性格がクラブのメンバーから慕われ副会長の役職をお願いされたのも良くわかります。
遠藤副会長の現在の目標はレイテリングを上げること。実はアメリカにはUS卓球協会の登録選手一人一人に現在の順位が決められるレイテングシステムといものがあり、大会参加の時は、は男女・年齢関係なく、このレイテングによってカテゴリー分けされます。まだレイテングが上がらない遠藤さんの場合、対戦相手の多くが子供という場合が多く、どうして体力面での勝負になるため不利な状況が続いているようでこれがご不満のようでした。
さて、この日は残念ながらホームであるスポーツホールが照明工事で休館となり5台だけのキラウエアスポーツセンターでの練習となりましたが
日本から毎年このクラブを訪れている国士舘大学講師の石塚先生が1日だけの臨時コーチとなり、悩みを抱えるメンバーに熱心にアドバイスをしていました。
先生が日本から持参した卓球用品や雑誌もなかなか道具や情報が手に入らないハワイでは大変喜ばれるお土産です。約3時間の練習の後、メンバーと一緒に 中華料理の夕食で卓球談義に花が咲いた有意義な一日となりました。
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